「どっちが多く払ったっけ」を毎月やめる

同棲や結婚で家計を合わせたとき、最初に詰まるのは予算づくりではなく立て替えの精算です。家賃は片方のカードで一括、食費はその日に一緒にいた方が払う、ときどき共有カードで個人の買い物をしてしまう。この3パターンが混ざった状態で1か月動くと、月末には「結局どっちがいくら多く出したのか」が誰にも分からなくなります。

Sakura Duo 版は、その計算を人間がやらないようにするためのシートです。桜色のやさしいパステル配色で、ふたりの家計簿シリーズの定番カラーにあたります。

セット内容

  • 設定シート(名前・負担割合・口座登録)
  • カテゴリ・支払元マスター
  • 月次シート × 12 か月(自動計算・自動精算)
  • TOP(年間サマリー・グラフ)
  • README(はじめて使う人向けの手順書)

使い方は3ステップ

1. 名前と負担割合を決める

設定シートにふたりの名前を入れ、共有支出をどの比率で分けるかを決めます。50:50 のほか、収入差に合わせて 60:40、70:30 のような比率も設定できます。ここを一度決めれば、以降の月次入力で比率を意識する必要はありません。

2. 使うカードや口座を登録する

支払元マスターに、実際に使っているカードや口座を登録します。登録しておくと、月次シートでは支払元をリストから選ぶだけになります。

3. 月次シートに支出を入力する

日付・金額・カテゴリ・支払元・負担区分を入れると、按分と精算はシート側が計算します。月末には「B さん → A さん へ 12,800 円」のような精算文が自動で表示されます。

支払元 × 負担区分で、よくある3シーンを吸収する

このシートの要は、金額を「誰が払ったか(支払元)」と「誰が負担すべきか(負担区分)」の2軸で持っている点です。区分を選ぶだけで、どちらが負担するかは自動で判定されます。

  • 共有 — 家賃をひとりのカードで一括払いした。設定した割合で自動按分されます。
  • 立替 — 相手の服を自分のカードで買った。全額が相手の負担に振り替わります。
  • 誤計上 — 共有カードで個人の買い物をしてしまった。区分を変えれば相殺されます。

この2軸の組み合わせで、二人暮らしの支払いはほぼ表現できます。入力を間違えても、区分を選び直せば精算額がそのまま追従するので、遡って電卓を叩き直す作業は発生しません。

12カテゴリは揉めやすい出費を分けてある

家賃 / 光熱費 / 食費 / 日用品 / 家具家電 / イベント / 教育 / 交通 / 美容 / 医療 / 税金 / その他の12カテゴリを用意しています。

二人暮らしで金額が大きく動くのは家賃・光熱費・食費ですが、実際に会話がこじれやすいのは美容やイベントのように個人の裁量が入る出費です。これらを独立したカテゴリにしてあるので、TOP の年間サマリーとカテゴリ別構成比を見れば、見直すべきなのが個別の出費なのか、負担割合そのものなのかを切り分けられます。

マクロを使っていない

マクロや GAS を使っていないため、開くときに追加の権限承認を求められません。自分の Google ドライブにコピーすればそのまま動き、無料の Google アカウントで使えます。スマホ・PC・タブレットのどれからでも開けるので、レジ前で入力する使い方にも耐えます。買い切りなので購入後の追加費用はありません。

買う前に触れる(体験版・無料)

「本当に自動で精算額が出るのか」は、説明を読むより触ったほうが早いので、1 月分だけの体験版を無料で置いています。

体験版をダウンロード(Excel 形式・26KB)

開くと 1 月シートにサンプルの取引が入っていて、精算欄にすでに 「B さん → A さん へ 32,840 円」 と出ています。金額や負担区分を書き換えると、その場で精算額と向きが変わります。これが製品版の中心機能です。設定シートで名前・負担割合(初期値 60:40)・カード / 口座も変更できます。

体験版に含まれないのは、2〜12 月のシートと、TOP シートの年間サマリー(月別推移・年間累計)です。配色は Sakura Duo 版です。

3色は機能が同じ

Sakura Duo / Muted Linen / Sky Apricot の3色があり、シート構成・計算ロジック・カテゴリはすべて共通です。違うのは配色だけなので、部屋やデバイスの雰囲気に合うものを選んでください。